The Beach : May 2008


Hiromichi Hosoma
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ことば・空間・身体 絵はがきのなかの彦根 絵はがきの時代 浅草十二階 活動としての文 1919 919 足穂特集 大友良英特集

ハンドメイド豆本(ハガキの半分の大きさ)、管の歌は、ガケ書房@京都、Lilmag storeにて。
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ライブのお知らせ
5/17(土)@吉祥寺バウスシアター かえる目+「とんかつ一代」上映

20080504

習字、そしてGeraldふたたび

 原稿日。
 なかなか考えが散らばってまとまらないので、久しぶりに墨を擦って臨書をする。「雁塔聖教序」をとにかく書き進める、という方式。途中、「洞」の字があることに気づく。「洞」の字は、洞口の輪郭を表すように口が囲われていて、書いているといかにも象形文字らしく感じられる。接筆を空けると、そこから洞水がちょろちょろと漏れてさんずいになる心持ちだ。
 ちょっと大きめに「洞観」と書き、落款がわりにコーヒーの消しゴム判を押す。
 小山田さんの展示をやってるギャラリーにお土産がわりに持って行ったら、これで参加しませんかと言われて、ぽっかり空いたスペースに貼っていただくことになった。というわけで、いま行くと、私のヘタクソな習字が貼ってあります。

 そこに突然、鳥の顔をした細身のガイジンが入ってくる。あまりに突然だったので、誰だかわからなかったが、まじまじとこちらを見て「ヒロミチ?」と聞くので、ようやくジェラルドだとわかった。なんだ、ジェラルド、久しぶりだ。
 例によって、宿のあるようなないような自転車旅を続けているらしい。結局、うちに泊まることになった。最近は京都芸大の学生たちとガリ版をやっていたらしく、明日もガリ版伝承館に行くという。「大枝アートプロジェクト」のページに彼の写真が載っていてるんだけど、ぼくと会うときはいつも突然で、旅の途中で風来坊だ。
 お土産に一枚ガリ版をもらった。あまり書き込み過ぎない、いかにもジェラルドらしい構成で感心する。
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20080503

「小山田徹監修 The Act of Looking 実測図の展覧会」@ヴォイス・ギャラリー

 小山田さんの「実測図」を核に、小山田徹・吉田龍一・大西伸明・サカネユキの四人がそれぞれの方法で世界を測定・複製しようとする試み。
 実測図、というと、いかにも世界を正確に記述したもののように響くけれども、そもそも測定というのは、世界の中から数値を取り出す作業であり、世界の縮約だ。縮約することで世界を異なった形で見せる。
 だから、同じ実測図を描いても、何をどのように縮約するかによっていろいろバリエーションが出る。たとえば、小山田さんと吉田さんの描いた、同じ洞窟の実測図を見ると、小山田さんが3次元の形状をいろんな手管で二次元に載せようとすることにこだわっているのがわかるし、逆に吉田さんが、いかに洞窟にいる身体を二次元で伝えようとしているかがわかる。

 実測されているのは、洞窟、漂着物、日用品などいろいろ。 <

ブリキの鶴

 ひとつ、実測の対象として、ブリキでできた折り鶴が置いてある。ちょっと不思議な感じがした。
 折り紙には、大きく分けて二つの行程がある。それは「折りをつけるための折り」と「形をつけるための折り」だ。前者の場合、折ったものをいったん開いてしまうということになる。
 しかし、ブリキで折り鶴を作るとしたら、この作業はとてもわずらわしいものになるだろう。だって、ブリキの場合、一度折ったものを開いてまた折るにはあまりに素材が固いし、それに金属疲労の原因にもなる。
 とすれば、折り紙とは違う、ショートカットの折り、折りをつけながら同時に形をつける折りというのが存在するはずだ。
 小山田さんに聞いたところ、折り鶴というのはブリキ職人の腕を見せるための一品で、よくショウウィンドウなどに飾ってあるという。折り紙だと最後に鶴の胴体にふっと息を吹きかけるのだが、ブリキだとコテ先を腹から突っ込んでふくらみをつけるそうだ。
 一度作るところを見てみたいものだ。

 その他、まだ開催中だから詳しくは書かないけど、いろいろ考えさせられる展示。6/1まで。
 現代美術収集家としても名高い岡けんたさんも来ておられた。ええ声は出しておられなかった。

 夜、オープニング・パーティー。オオヤさん、さーちゃんたちの、やたらおいしい手料理が振る舞われる。あちこち談笑と妄言。かつて地塩寮で行われていた「ウィークエンド・カフェ」を彷彿とさせる。


20080502

ラジオ 沼

 久しぶりに「ラジオ 沼」を吹き込む。今月17日の爆音映画祭の告知に加えて、「meat is murder」を歌ったスミスの歌い方で、とんかつを言祝ぐというバチ当たりな試み。モリッシーの歌い方は、肉を食べようと食べまいと感染力が高い。つい真似てしまいたくなる。
 http://12kai.cocolog-nifty.com/gesture/2008/05/eat_is_murder.html


20080501

 朝からずっとビデオを見る演習や講義が続いて、五限目になったら、もうどうにも目を開いていられなくなってしまった。ビデオを見ているとすぐにピントがぼけてしまい、そのままがくっと落ちてしまう。すぐに、あ、まずいまずいと思ってまた目を開けるのだが、またがくっとなる。あまりにひどいので、研究室に戻って目薬をさしたが、あまり効果はなかった。
 もう、モニタを凝視する作業は長時間できないということなのかもしれない。少しでも楽になるために、いいモニタを導入しなければ。プラズマか液晶か。


 
 

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